ネクストワールド 第3話
NHKスペシャル ネクストワールド 私たちの未来「第3回」
昨日に引き続き、NEXT WORLDを見ました!
ロボットと人間が融合したり、遺伝子操作により、超人間(スーパーサイヤ人的な)人類が誕生する、というお話。
めっちゃ高くジャンプできる脚の技師をつけたアスリートによるオリンピック
血管の細胞ほどの大きさのICチップが脳に埋め込まれ、計算などはすべて人間の頭脳が必要なくなる。
ウェアラブルなロボットにより、人のデータが視界に出てくる(スカウター的な)
番組中では、医療の現場や戦時中に利用されていた。
いつもは、未来型のロボットをみて、ワクワクしたり、ロボットとの共存が楽しみになるんですが・・・
今回の番組では、逆に恐怖を抱きました。
テクノロジーが進歩した時代、
そのテクノロジーにあやかる者、背を向けるもの、
の2極化が進むと言われていますが、
テクノロジーが進歩した時代に、テクノロジーに背を向けるという行為は、
その時代の生き方にそぐわずに、恐らく日常生活不可。強制的にロボットやウェアラブルデバイスとの共存を強いられる。
自分の意思なんて関係ない。全部AIが考え、それに従いベストな生活を送る。
なんだか、生きているんだか、死んでいるんだか。
テクノロジーの話と倫理的、哲学的話は表裏一体というか、
必ず付きまとってくるというか・・・これが変化に対する反応なのか・・・
高校時代(8年前くらい)の哲学者の卵な国語の非常勤教師の授業で
「ロボットと人間の違いとは?」
というのを議論したなあ。今でも答えはでぬ。
そして現在。感情を持つとされるpepper君というロボットの誕生。
pepper君と仲良くなった暁には、pepper君には人間の心があるのではないか?
と思うに違いない。
また、番組中の元国語教師のおっさんも、
女性形アンドロイドに恋をし、
しかし、自分の身体は老いていくので自分型のアンドロイドに自分の気持ちを託す。
みんな一度は、自分が二人いたらいいのに。
と思うことがあると思う(私は毎日思っている)
自分型アンドロイドは、果たして自分といえるのか?
もし実現したら、末恐ろしい、なんでもありな世界になるなーと感じました。
そして、今回の放送では、
グーグル・グラスなど、すでに誕生している技術にもリンクしていたので、
今までの放送の中で一番恐怖を抱いた内容だったけど、
一番、現実味があるなあと思ったテーマでした。
★メモ★
ウェアラブルデバイス
頭脳のパワーアップ
頭のなかにコンピュータ
IGF1
メガネ・コンタクト(すでに人間の身体能力を高くしているもの)